これから保育、児童発達支援の仕事に就くみなさんへ
こども園、幼稚園・保育園、児童発達支援事業所はどこでも同じと考えていないことでしょうか。
どこで働くのかを考えるとき、5年後、10年後の自分のキャリアがどのようにアップしていけるのかをイメージして職場を選択する、これはとても大切なことです。
キリスト教の精神を根底に据えるわけ
こどもはみんな未知なる可能性と、それを開花させる才能と個性を命に宿しています。その命は「神様の姿をかたどって大切なものとして創造された」もので、大切に愛される存在であり、人が侵してはならない尊厳を宿しているというのが聖書の示す人間観です。
わたしたちは日常生活で出会う様々な困難や苦しさに対して、時に無力です。
困難なとき、苦しいとき、そして心からの願いを叶えてほしいとき、わたしたちは自然と手を合わせます。そんな時、大きな力に守られている、支えられている実感が生きる力になります。本当に大切なこと、本当に支えになることは、実は目に見えないことが多のです。
そのことを乳幼児期という大切な、大切な時期に、わたしたちは利用される方々に福音の種を蒔くような思いで伝え、神様はいつも一緒にいてくださる、決して一人ではないことをお伝えし、一人ひとりのこどもはみんな違う可能性と賜物を神様から授けられていることを利用者との関わりの基本姿勢としているのです。