愛の園児童発達支援センター 支援プログラム – オリーブ緑が丘

「もっとも小さな者のひとりに仕える」

すべてのこどもの 「未知なる可能性」 の開花に向けて、すべてのこどもたちの権利と生命、人間の尊厳のために、利用されるすべての人たちのために、地域社会とともに今できる最高のものをもって未来をひらくを基本理念とし、併設こども園との連携をはかりながら、誰もが安心できるインクルーシブな子育てをサポートします。

放課後等デイサービスオリーブ緑が丘 支援方針

  • 01

    食事・排泄・着替え等生活に必要な力

  • 02

    遊びを通して人と関わることへの興味関心

  • 03

    自らやってみようとする意欲

  • 04

    見て聞いて・触れて・感じる、 その子の感覚を大切に、豊かなことばやその土台となる力

  • 05

    集団の中で必要なきまりを身に付け、 生活できる力を育んでいきます。

主な行事等

  • 新入生歓迎会
  • 季節の行事
  • 課外活動
  • 地域行事参加
  • (工場見学・博物館見学・映画鑑賞等)
  • 卒業生を送る会

職員の質の向上

  • 専門的な知識技能の向上を目的に職員研修の実施
  • 虐待防止について
  • 感染症の防止について
  • 防災について
  • BCP(事業継続計画) について
  • 構造化 (TEACCH プログラム)について ・応用行動分析 (ABA) について
  • ペアレントトレーニングについて ・感覚運動について
  • 遊びの発達について

放課後等デイサービスオリーブ緑が丘 
発達支援の5領域

  • 1

    基本的生活習慣の形成

    健康・生活

    基本的な生活スキルは、こどもの自立を支え、家庭や社会での適応力を高めます。

    着替え、食事、排泄、睡眠など視覚支援ツールを用いて練習する。

    ごっこあそび等のやり取り遊びや絵本を用いて基本的な生活スキルを学ぶ。

    視覚支援ツールを用いる等、児童に合わせた方法でわかりやすく伝える。

    実際の生活場面に合わせて練習する。

  • 2

    集団生活への適応

    人間関係・社会性

    自分や他者の感情を理解する能力は、健全な関係を 築くうえて最も大切なことです。ストレス管理や自己コントロール能力は、適応行動の発達に重要です。

    感情カードや絵本などを使い、気持ちを表現する力を身に付ける。

    SSTプログラムを取り入れ、他者との関係において必要なスキルを身に付ける。

    外遊びの中で自然と接しながらルール遊びを行い、協調性や他者理解、思いやりを身に付ける

  • 3

    身体機能・運動能力の向上

    運動・感覚

    運動能力は、自己の身体感覚を通じて、環境とかかわり、社会的・認知的能力を発達させる土台となります。特に感覚統合は他領域の基礎となります。

    粗大運動:特に固有受容覚や前庭覚の発達を促すため、トランポリンやサーキットなどバランス運動で体幹を鍛える。

    しっぽ取りゲームやボールキャッチなどて、 協調運動遊びをする。

    微細運動:ビーズ通しや折り紙で手指の巧緻性を高める

  • 4

    認知機能・学習能力の向上

    認知・行動

    認知能力は、問題解決能力や社会的理解をはぐくむ基盤となります。記憶や注意力が向上することで、学習能力が強化されます。

    図形パズルや神経衰弱遊び。

    「見る・聞く・触る」「色・形・数」等を意識した遊び。

    天気、日付の把握と確認による感覚数の認知形成。

    ビジョントレーニング視覚認知を高めることにより、 注意力・集中力を高める。

  • 5

    コミュニケーション能力の向上

    言語コミュニケーション

    遊びや他者との関わりの中で、言葉の理解と表現を学びます。

    質問に答える練習や言葉で気持ちを伝える練習。
    (非言語コミュニケーションの方法の活用。)

    動作と言葉のマッチング、実体験と言葉のマッチングにより言葉との意味を結びつける。

    絵本を読み聞かせ、共同注視を促す。

その他 支援

家族支援

家族が安心して子育てができるよう、地域や家庭の状況を踏まえ、保護者の気持ちに寄り添い、家族の負担を軽減できるよう支援を行います。 保護者間の交流を目的に、ペアレントトレーニング・ペアレントプログラムを取り入れ、子育ての不安や悩みを共有できる場を提供し、負担を軽減できるよう支援します。

移行支援

地域との交流の機会を確保し、同年代のこどもとの仲間づくりの場の提供を行います。

地域支援

支援を利用することでこどもが地域で適切な支援を受けられるよう、関係機関との連携、ネットワークを構築します。 (こども発達支援センターはネットワークの核となり、こどもや家族を中心に据えた包括的支援を提供できる地域づくり を行う役割を担います。) ぶどうの木

ペアレントトレーニング・保護者交流会

⽇々、療育の様⼦をお知らせしつつ、発達に課題のあるこどもの⼦育てにおける悩み、不安を受けとめ共有していきます。そうした積み重ねの上で、実際の個別⽀援現場に保護者が⼊り⽀援の⽅法や様⼦を⾒たりやってみたりして、⾃宅での接し⽅や⾔葉がけ、環境作りなどを共に考え、活⽤していただく機会を設けます。

こどもと⼀緒に楽しむイベント
(バスボム作り、クッキング、バレンタインチョコ作り、恵⽅巻き作り、バラ園めぐり、親⼦遠⾜、etc.)

悩みごとの共有のための半年に⼀回の懇談会の実施(対⾯若しくはZOOM)

就学相談会の実施(4歳、5歳児)

発達外来専⾨の医師のミニ講演会の企画実施

ペアレントトレーニング・保護者交流会