幕張海浜こども園は1976年にキリスト教主義の考えに基づき、聖書の教えに立脚して千葉市幕張地区に幕張海浜保育園として開設しました。「幼な子の我に来るを拒むな、天国はかくの如きものなり」という、愛の園福祉会の創立聖句を大切にしながら、約40年に渡り、子どもが心身ともに健やかに育つよう、その権利を確保し、多くの子どもたちを大切にお預かりして参りました。
開設以来、幼児教育の重要性を意識しながら、姉妹法人である学校法人堀口学園が運営する昭苑幼稚園(現、昭苑こども園)の保育カリキュラムを基礎とした、幼児教育と保育実践を展開して参りましたが、2015年4月施行の子ども・子育て支援新制度に示された幼児教育と保育の在り方がこれまで実践して来た保育内容と一致していたことから、制度施行と同時に幼保連携型の認定こども園へと移行致しました。
認定こども園はこれからの質の高い幼児教育を担いつつ、質の高い保育提供や地域の子育てニーズに応じた支援などの役割が求められています。その意味からこれまでの「幕張海浜保育園」という名称から脱皮して幼保連携型認定こども園であることを内外ともに認識を新たにするために2018年7月より「幕張海浜こども園」に園の名称を変更致しました。
子どもたち一人ひとりが神様の愛と恵みのもとで育てられ、その成長が確かなものとなり、生涯にわたる生き方の基礎を培う事が出来るよう、各年齢や学年ごとに保育目標を掲げ、その保育目標や指針に基づいた保育カリキュラムを作成し、遊具・教具への配慮を行いながら物的及び精神的な保育環境を整えて日々の保育を展開しておりますが、これは時代や制度に変化があっても揺るぎないものとして、こだわりを持ち、取り組んでいくことの一つと考えております。
また、2017年10月には、地域子育て支援の充実を図ることを目的とし、放課後児童クラブ「幕張海浜キッズ」(放課後児童健全育成事業)を併設施設として開設致しました。幕張海浜こども園に併設することで、乳幼児期から小学校卒業までの長期間にわたる継続的な関わりが持てることは大きな特徴です。又、学童期における課題や取組みに対して、学校では体験できない経験や遊びを通して自分自身を見つけられるよう、発達段階に応じた主体的な遊びや生活ができる適切な場を提供します。そして各児童の自主性、社会性、創造性の向上や基本的な生活習慣の確立に向けた支援を行い、学齢期を見据えた、乳幼児期から学童期にわたる最長12年間の一貫した教育と保育の提供を行える場所となることを願いながら、毎日の子どもたちとの関わりを大切にしています。
地域にあっては、子育て支援事業として、未就園のお子様とその保護者を対象とした「一時預り保育事業」や「園開放」、夕涼み会、運動会などの行事への招待を行っています。また、赤ちゃん駅(千葉市子育て支援事業)への協力を行なっていますので、お気軽にお越しください。
乳幼児期から学童期は、将来にわたる人間形成の基礎を培う上で最も重要な時期です。
そうした大切な時期にある子どもたちに関わることができることに感謝しながら、子どもの心に寄り添い職員一同が気持ちを一つにして保育に従事させて頂いております。
幕張海浜こども園
園長千葉 諭
2024年11月18日
2024年11月05日
2023年06月30日
2023年01月05日